明けましておめでとうございます。
昨年は、我が国のタバコ規制・受動喫煙防止活動にとってエポックメーキングと言ってよいものでした。限定的ですが罰則をもって受動喫煙防止する改正健康増進法が成立し、東京都では同法を補完・強化する受動喫煙防止条例が制定されました。他の自治体でもこれに続いております。
成人喫煙率も過去最低を記録しましたが、タバコ産業は生き残りをかけ、「加熱式タバコ」に膨大な経営資源を投入して巻き返しを図ってきました。
今年も、自治体の条例制定や企業の取り組みなど、受動喫煙防止の動きは止まることはないでしょう。私たちは市民活動を通じてこの動きを加速させたいと思います。特にタバコ産業が詭弁を弄して「加熱式タバコ」をタバコ規制の枠から外そうと画策していることを看過できません。私たちに資金はありませんが知恵でタバコ産業の企みを打ち砕こうではありませんか。

2019年正月

タバコ問題首都圏協議会
代表代行 松原幹夫