あけましておめでとうございます。
昨年は、年初からの新型コロナウイルス感染の拡大により私たちの活動も大幅に制限しなくてはならなくなりました。5月の「World No Tobacco Day記念イベント 講演会」は中止し、予稿集のみの発行となりました。その他の行事も中止やオンライン開催に変更となりました。
4月1日には改正健康増進法が全面施行され、自治体では受動喫煙防止条例の制定・施行が相次ぎ、タバコ規制が確実に進んだ年でもありました。しかし、住居における受動喫煙被害等、解決しなければならない問題が山積しているのも事実です。
このような状況の中、タバコ産業は、新型コロナ禍に乗じ、マスメディア利用したイメージ広告や、自治体等への少額寄付バラ撒き等、その存在感を誇示する活動を活発化しております。
新年になっても新型コロナ感染状況に好転の兆しが見えませんが、こんな時こそ、未解決のタバコ問題に取り組むことが必要と考えます。なかなか活動がしにくい状況ではありますが、立法・行政への働きかけ、一般への啓発等、志を等しくする皆さまにお力添えをお願いし、取り組んでまいります。

2021年1月1日
タバコ問題首都圏協議会
代表 松原幹夫